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【人類崇敬団体『白い境界』】



「我等は人食いの鬼どもと人間を隔てる『境界』である!」
『ヒトによるヒトのための人権団体』として人食い種根絶を目指し世界各地で活動している団体である。
食屍鬼を特に目の仇にし、武力行使も辞さないどころか積極的に殺しにかかる。
団員は白装束で統一しているが、嘗てのロイドランドみたく特別待遇もある。

拠点は地図には載っていない浮島。
武装は製造元や不法仕入れ先があるらしい。
各地にボスがいてボスを中心に活動をしている。

そのボスとは…ゆったりした白いローブで身を纏い
頭には鉄の輪付きチェーン飾りがあり
瞳の色はピンク色の、秀麗な若い男もしくは女…
なのだがその正体は
『食屍鬼を滅ぼしたくて仕方がない、人間のふりしたガグ』
である……!!
神格や高位の術師ならすぐに見破れるレベルの幻術で
化けているだけなので、人前にあまり現れず
且つ信仰集めも程々に留めるようにしている…
(そうしないと原種のガグに怒られる)
(だが一部の人間に言いように扱われている時点で…)


【邪神モルディギアン信仰団体、略して『モル信』】


信者は8名(うち1名破門)だけだが、食屍鬼が8名も集まっているという異常団体。
団長:ローゾフィア
真なるリーダー:ダイオプテーズ
団員:ビクスバイト、フリントストーン、バーナクル、トリフェーン、ゲーサイト
補佐:イヴ
破門者:ジェムシリカ

拠点はローゾフィアの城だが全員集合した試しがない。
食屍鬼を愛し食屍鬼から愛される邪神モルディギアンを
信仰崇拝している……のだが……
信仰不足か他に原因があるのか定かでないが、朧気だ肉体しかない!
信仰を示す為にイヴが作製した血染めの衣を纏ったりはしているのだが…

だがその力や絶大なままで、信者へ信仰の恩恵に
強力な異能に目覚める異形の口を与えるのだ。
ローゾフィアが瀕死の同胞を救うために縋ったのが事の始まり。
最近は異形部分が目立つ進化をする者が増えてきた模様。

危険視はされているが脅威にはなってないようで
世間からの認識はかなり薄い。
それもこれもローゾフィアが宣伝下手なのと
真にモルディギアンを支えているダイオプテーズが戦嫌いだからだろう。


モルディギアン全盛期の御姿。元に戻るためのキーはエレスチャルにある…が、ダイオプテーズの異能により一時的にその御姿と力を拝見出来るようになった!
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食屍鬼ナンバリング53〜58は存在こそすれど世間的に非公開であり、しかし秘匿とまではいかない、知る人ぞ知る個体という絶妙な立ち位置であった。
各自訳あって表舞台に顔を出さないのを良い事に、彼等に成りすまして悪行をする不届き者達。
『真赭の尾』のオパールとカルメルタザイト達が彼等の正体を暴いていくうちに、真相が明らかになってきた。



なんだかすごい珠見つけちゃったし、にっくき?食屍鬼の威光やらを利用したら好き放題できるんじゃね?と軽い気持ちで集まり、イイ迷惑をかけた集団。ほとんどが素人だが参謀達だけは別格のようだ。




末尾No.53ヒーラーズゴールドと名乗る黒人種系巨漢。
実名ジェニー・ゲバール。240cm。45歳。未婚。
金目のモノと美人が好きでカルメルタザイトがお気に入り。
そこそこ体も悪運も強いが無能力者。ハチェットも見せかけ。
大雑把な男だが鉱山所有者で転売ヤーの親玉でもあるため金勘定はしっかりしているのかも。




末尾No.54チャロアイトと名乗る白人種系長身痩躯男。
実名コナフキン。180cm。25歳。恋人33人目。薬物中毒者。
器用だが無能力者。社交的でラピスラズリやルチルとも仲良し。
元ストリートミュージシャンで現在は三大マフィア『癡』の三下として楽器(薬物)の売り子に専念。




末尾No.55アクアマリンと名乗る黄色人種にて3姉妹末女。
実名ドライン・ドッペラ。160cm。16歳。発達障害。異形化した人間。魔術関連商会に買われた身。
九星宝珠『海王』は海の魔物の遺伝子コピーをして魔力を得るが、持ち主にも侵食の影響が出る。
クトゥルフの目玉をコピーしたそれは水流を意のままに操る。
彼女は姉達のために素直に命令に従う純朴な子だ。




末尾No.56ノゼアンと名乗る白人種型長身筋肉質の男。
実名グェイス=コン。200cm。35歳。国籍も家も無い。
巡察官のフリをして様々な罪を犯した。宝旋棍『牙砕・参』を振るう武闘派。
『詐欺師コー・リナイ』の弟子であり義息。
弱者を暴力で支配する事が何よりの快感。だが今や『縢りの手』の囚人に。




末尾No.58オーロラオーラと名乗る黄色人種の激細筋肉質の爺。
実名コー・リナイ=コン。145cm。99歳。オパールとは元コンビ。
グェイスの師であり育ての親である、伝説的武闘派詐欺師。
九星宝珠『半月』で冷気や氷塊を操る。
雲隠れのため『白い境界』に手を貸した。非常に狡猾且つ大胆で手段を選ばない。
『肉叢厨』に襲撃したが返り討ちに遭い、冷凍保存された。




末尾No.8の代替アンデサイトを豪語していた黄色人種にて3姉妹長女。
実名イアン・ドッペラ。150cm。20歳。巨乳。魔術関連商会に買われた身。
九星宝珠『金星』で表面上の色や質感を完全再現する。
ウォータードロップに誘われるがまま話に乗り偽物の顔作りをした。
食屍鬼の事はさっぱりだが、白装束を残して出た父に習って恨んでいる。
刺繍が得意でポジティブシンキング。




末尾No.57メタモルフォーゼと名乗る黄色人種の3姉妹次女。
実名ツパイ・ドッペラ。151cm。19歳。スレンダー。魔術関連商会に買われた身。
九星宝珠『土星』で地に纏わる物を操る。
姉に続き誘われるがまま話に乗り、石と土で顔作りをしたりした。
姉を思って隠していたが、実は食屍鬼大好き。
魔術の才能が極めて高く宝珠の研究も担っていた。

九星宝珠『天王』に砂のボディとサンドロックの名を
九星宝珠『冥王』に泥のボディとマッドクレイの名を与えた。
物理相手には絶対無敵のゴーレム達と思われたが
リビアングラスの異能には敵わなかったようだ。


偽物達の素顔。
『八百万の座敷』にひっそりある『八塩折の酒亭』。
ダイオプテーズが設立し経営もしている酒場兼宿。
…というのは表向きの姿であり
全食屍鬼が集える場というのが真の正体。
中は死後の世界(地獄?)と繋がってもいるらしく
亡き個体は其処からやってくるそうな。

喧嘩御法度。
いざという時はパパラチアが対処する。
周囲からのやっかみを知恵とコネで上手く避けながら
経営し続けている、知る人ぞ知る隠れ名宿。


飲食物の味も此処で交わされる情報量も一級品。


マスター:ダイオプテーズ
バウンサー兼システム管理人:パパラチア
霊体リーダー兼システム開発者:モリオン
不定期バイト兼マスター代理:ジェット
不定期バイト:さえき、どうめき、いてもぎ
常駐者:グアノ、ガーネット、レピドクロサイト、クンツァイト、スタウロライト




【アザルシスの霊体について】
霊の存在はそれなりに知られているが
基本的に視えないのに霊体側からの影響は一方的で
アザルシス一般人のみならず邪神にさえ脅威に思われている。
そんな畏怖を込めて生者と死者の距離間は尊重されてきた。
霊感の強い者や専門家は霊視や接触はできるかもしれない。
(※異界では例外もあり得る)
(※ジェットとしては異能のこともありアザルシス認識に従ってもらいたい)


【よもつへぐい】
裏メニューである。

・『黄泉戸喫』(※死者の国の食物を口にすること。黄泉の者になり現世に戻れなくなる)のことだが、この裏メニューの効果は亭内&指名は一度きり&異界の客限定
・亡き個体がいれた酒を口にすると、客の固有能力に関係なく亡き個体がはっきり目視でき且つ接触可能となる
・カルメルタザイトのような群体タイプはメイン存在も控え存在もひっくるめて1人カウント
・酒提供の仲介にダイオプテーズが要る。というよりかは客へ提案し、合意という簡易契約の元行われる儀式でもある
・発案者はモリオン、管理者はパパラチア
・亡き個体の悪霊化阻止と異界の人との未練の解消が目的

実装にあたって、モル様の死生観への配慮の結果…

・承諾を得られてもグレーゾーンな内容なのは確かなので、モル様消滅防止と諸々の事情からゲーサイトを新たな信者として迎え入れる事で先ず貢献した
・長年課題にしてきた『食屍鬼写本』の捜査を本格化する事で信者としての意思表示強化を図った
・実装するにあたって、ダイオプテーズが自身の存在を代償にモル様の力になる事を提案することで、同胞の熱意とモル様の死生観への配慮を表明した(尚これは異能として形となる)
「俺が愚落(ぐらあき)だ!」
「いや俺が愚落(ぐらあき)だ」



自分を愚落(ぐらあき)と名乗って信じている暴走族の若者達。
彼等はトゲトゲや光る球状の物をアクセサリーに
露出の多い過激な衣装を身に纏う。
改造車を乗り回し、市民を襲って盗品で生計を立てる日々。

だがどういうわけか踏み入ってはいけない領域(UT)や
関わってはいけない相手(893)は弁えているようだ。
それは定期的に族に出入りするユークレースによる
教養の賜物であったからだ…!


そもそもユークレースが
モデル?本物?である邪神グラーキに
赦しを得ているから彼等も無事に済んでいる。


下流層生まれで何もなかった彼等は逞しい。
その根性と技術力を社会に買われ卒業する者もいれば
その逆もいたり、時には災害や流行病で呆気なく
死に追いやられる事もある…が
それでもどういうわけか滅びない、アンデッドの如くタフ。
オイルで汚れた水溜り周りに群がる様から
誰かが『ぐらあき』と言い始めたのかもしれない……

傀儡を隠れ蓑に暗躍する演者、邪神アブが操る傀儡達。
本体は衛生のようにアザルシスの上空を漂っている。
共通点は赤い瞳と、多彩な魔力をひけらかす事。
九星宝珠と称してマジックアイテム化等もしている。

【ドゥヴァ】
10代半ば程度の人間の少年。
ロイドの腹違いの弟。
とある島で凶器片手に彷徨っていたが
ドゥヴァ自身が復活したためアブと分離を果たした。
したたかな性格から人懐こい性格に変貌。


ドゥヴァ、と名乗りなりきっていた当時のアブ。隙きあらばメテオでも使おうと思っていたらしいが隙きはなかったようだ。


ドゥヴァ、と名付けられた少年。実は名を与えられる事もなく虐待死した子で、その遺体をアブは整えて乗っ取っていたのだ。

【ゴケフレア】
美少女型の魔法生物。160cmで体重秘密。
肌はゲル状、右腕は炎、左腕は岩、頭髪は金属。
いわゆる厨二病全開な性格。
火水木金土属性魔法を操る異能の持ち主。


ゴケフレア(とお目付け役のエピカ)。彼女の乗る禍々しい箒、実はフォスに巣食っていた寄生植物を改造した物である。


【丸虎(マルトラ)】
フォスに呼ばれ雇われた、虎魄館の万能司書。
約3年、魔動人形、無性(男型メイン)、175cm68kg(デフォルト時)。
一見紳士的だが完璧主義気味で負けず嫌いのバトルジャンキー。
知略により華麗に勝利を得るのも良いが
最近では力の限り闘う様に美しさを感じている。
そして怠惰と下品なモノを毛嫌う。
異能『七曜武装(グーテンベルガ)』は七属性を其々武器のフォルムに具現化。
『天人太陽想理剣』『死神月夜想大鎌』『吸血鬼幻影投刃』『滅殺泡沫大水球』
『奇蹟起祈祷投槍』『熱情的撥弦楽器』『万物掘削超鶴嘴』他、複合型もある


マルトラ。人形を人型として維持しつつ、デリケートな部位である本体(脳)の入った筒を片側担がせ、指先爪先まで人同様細かに動かし、七属性の形を持った魔術を繰り出す。見栄っ張りの技術のオンパレードである。

アンモライトも同様で
組織内の者はトップに限るが正体を把握済。
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